農園を知って、初めて出せる『Farm to table』
私たちの農園で採れた野菜を、新鮮なまま美味しくみなさまにお届けしたい。農園リゾートだからこそできる、それが『Farm to table』の思いです。THE FARM カフェのシェフ、ザファーム食堂の料理長は、毎日農場へ出向き旬の野菜の出来具合をチェックしています。それだけではなく、時には早朝に自らファーマーとなって収穫をします。調理人としてだけではなく、農園の人となって大地のメッセージを受け取り、それをレシピにしたらどうなるだろう。彼らは日々野菜と向き合いながら、ここでしか出せない一皿を考えています。
瑞々しい野菜が「こうしてほしい」と言っているよう
THE FARMは毎年夏、収穫体験アトラクションとして大人気の「ゴーヤ迷路」を展開しています。
「おもしろいのは、こうやってドームになると直射日光を受けないせいか緑が濃くならず、苦みもマイルドになるんですね。そこで、ウチのゴーヤチャンプルーは本場沖縄とは違う、THE FARMのゴーヤに一番合うよう、ダシをつかった和風に仕立てにしました。このゴーヤをかじったら「そうしろ」って言われたみたいで(笑)」とザファーム食堂の佐藤料理長。
野菜は、旬、土地、栽培の仕方で繊細に違う旨みを持ちます。自ら収穫し、自ら味わい、そのメッセージをどうやってテーブルに運ぶか、佐藤料理長は日々考えています。
野菜はみな個性がある、それぞれに合った調理法を
いっぽう、THE FARM カフェ松田シェフはこんなことも。
「畑で手にした時、包丁を入れた時、この野菜を活かす火の入れ方があるな、と思うことがよくあります」
生でも美味しい新鮮な野菜を、加熱することによってさらに旨味を引き出すには、それそれの野菜の特性をしっかり自分の感触で知ることが必要だというわけです。
たとえばTHE FARMカフェではすっかりおなじみのメニュー「農園野菜のバーニャカウダ」。すべての野菜をいっぺんにグリルしていると思われがちですが、実はそうではありません。ひとつひとつの最適な焼き上がりで提供したい思いから、加熱時間をずらしたら、水分をわざと多く含ませたり、の手間を惜しまずかけています。この料理のメインディッシュともいえる玉ねぎは、いったん蒸し焼きにしてからグリルする念の入れよう。それでいっそうふんわりとしっとりとすることができます。
「肉汁ってありますよね。実は野菜にもあるんです。火の入れ方ひとつで、ジューシーな”野菜汁”がしたたり落ちるようになります。そのためにも農園での素材との対話は欠かせません」
JGAP取得農場から安全・安心の野菜を
THE FARMは、2016年に日本GAP協会の定める厳しい審査をクリアし、貸農園としては日本で初めて、JGAP認証農場として登録されました。現在年間60品目100種類の野菜を作っています。このようなことができる農園はそうそう他にはありません。これだけの旬の野菜があるからこそ、農園リゾートとしてのバラエティある料理を提供することが可能です。
安全で、安心の、採れたて、四季の旬野菜を、より美味しく、感動の一皿で。
農園リゾート THE FARMは、この思いを胸に『Farm to table』をお届けします。
*日本GAP協会は、ASIAGAP/JGAPの認証プログラムを通して、世界共通の目標である「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に貢献する協会です